施工前後比較写真
施工前
施工後
点検・調査結果報告
Ⅰ、2階事務所屋根裏部分 雨漏りの有無確認
M社福岡支社社屋の雨漏りに関して、本年5月から計8回、外部・内部・天井裏などを点検・調査いたしました。その内容を今回本報告書にまとめました。本年5月21日の時点で、点検を行った際にも、(木製の)窓枠から雨漏りが発生していました。雨漏りが発生しているであろう付近の天井板を一部外して、屋根材の裏側を確認しましたが、雨漏りは見当たりませんでした。
Ⅱ、同天井裏の壁部分 雨漏りの有無確認
次に壁の内側に雨漏りやその形跡、雨で色が変わった部分があるか?を調査しました。外壁から雨が漏っているのであれば、壁の内側に色の濃淡や雨ジミが確認できるはずですが、壁の内側に異常は見られませんでした。一部鉄骨とカーテンボックスの接続部分に若干雨ジミらしき色が見られました。
Ⅲ、外部点検(窓枠付近)
外部の不具合箇所を点検・調査しました。外壁の一部やサッシ窓枠廻りに不具合箇所がないか?原因箇所はないか入念に調べてみましたが、コーキングの切れや塗装の剥がれ箇所は確認されませんでした。その他気になる箇所を何点か細かく説明します。
施工写真ギャラリー
【コーキング撤去】
【コーキング撤去】
【コーキング撤去】
(1)コーキング撤去
以前、コーキングが行われていた箇所のコーキングをカッターナイフなどの道具を使って、全て撤去しました。雨漏りの原因の一つになっている可能性があった為の措置です。
【エンドカバー開け】
【内部のゴミ清掃】
【内部のゴミ清掃】
(2)エンドカバー開け
2階の折板屋根、全てのエンドカバーを開けて、内部に溜まったゴミや黄砂などをかき出しました。
【内部のゴミ清掃】
【ブロアー清掃】
【エンドカバーを全て開ける】
(3)エンドカバー奥の清掃と奥の状態点検
【エンドカバー奥の状態(1)】
【エンドカバー奥の状態(2)】
【エンドカバー奥の状態(3)】
(4)エンドカバーを開けて内部を点検
エンドカバー奥に雨水が浸入して腐食している箇所や比較的良好な個所などがあり、全ての内部を点検しました。
【使用コーキング】
【コーキング打ち直し】
【コーキング打ち直し】
(5)コーキング打ち直し
エンドキャップを外して、中のコーキングが打てる様にな、長いノズルを使用して、コーキングを打ち直しました。
【コーキング打ち直し】
【コーキング打ち直し】
【コーキング打ち直し】
(6)コーキング打ち直し
風が強いので、何度もブロアーでゴミを吹き飛ばしながら、コーキングを打ち直しました。この時注意したのが、奥の全周にコーキングを施行するのではなく、雨水が奥に入っていた場合、雨水が分散されるように配慮しながら施工しました。
【エンドキャップ閉鎖】
【エンドキャップ閉鎖】
【エンドキャップ閉鎖】
(7)エンドキャップを元の位置に戻す作業
コーキング硬化の時間を一日おいて、再度不具合箇所がないか確認作業を行った後で、エンドキャップを塞ぎました。
【塗装】
【塗装仕上げ】
【塗装仕上げ】
(8)塗装作業
コーキングを撤去する際に、カッターナイフで傷がついている個所を再塗装しました。以上で今回の工事を終了しました。