主な劣化箇所 |
症状 |
写真 |
調査方法 |
劣化レベル |
状態 |
南側屋根 |
チョーキング |
|
目視 |
4 |
チョーキングとは、塗装膜の樹脂分や顔料成分が、紫外線や雨水等の影響で劣化する現象を言います。塗膜自体の保護機能が低下しています。屋根にコケが発生するよりも、症状は重いと言えます。 |
北側屋根 |
コケ |
|
目視 |
3 |
南側の屋根に比べて、紫外線の影響が少ないので、塗膜の劣化は、進んでいませんが、湿気が原因で、コケが発生しています。一般的にウレタン→シリコン→フッソと耐久性が高まります。 |
板金クギ |
良好 |
|
目視 |
|
屋根押さえの板金に関して、ほぼ全てにコーキングで補強しています。普通ここまで手間隙をかけません。工事店の良心がうかがえます。 |
西側 |
コケ |
|
目視 |
3 |
今の所、外壁に関してコケの発生は限定的ですが、外壁塗膜の防水性能が低下するに従い、今後コケが広がります。早めのお手入れが肝要です。 |
コーキング |
劣化 |
|
目視 |
3 |
コーキングの表面に細かなひび割れが確認できます。これは表面に塗装膜が形成されていない為に、紫外線と熱によるものです。 |
雨樋 |
退色 |
|
目視 |
3 |
一般的に雨樋の耐用年数は、15年~20年位です。塗装する事により、交換時期を延ばす事も可能です。 |
受け樋 |
良好 |
|
目視 |
|
2階の受け樋を撮影しました。落ち葉や黄砂は堆積していません。比較的良好です。高圧洗浄を行います。 |
西側壁 |
雨の跡 |
|
目視 |
4 |
Y様邸は、切りずまタイプの家なので、東と西のに紫外線があたり易く、其の分外壁の傷みが早くなります。雨の痕跡は、防水性能の低下を意味します。 |
濡れ縁 |
要塗装 |
|
目視 |
3 |
南側の濡れ縁も今回塗装しましょう。直接雨が当る場所場所なので、腐食を防ぎ長持ちします。 |
シャッター |
無塗装 |
|
目視 |
|
シャッター雨戸に関しては、再塗装すると厚みがついて、開閉困難になる危険性があります。無塗装をお勧めします。 |
庇板金 |
サビ |
|
目視 |
4 |
出窓自体はアルミ製ですが、庇は鉄板なので、サビの発生が見られます。防錆塗装が重要です。それと、防錆処理を行った事を確認する為の、工程確認写真も重要です。 |
ベランダ床 |
無塗装 |
|
目視 |
|
ベランダの床部分は、塗装に不向きな素材です。 |
基礎部分 |
無塗装 |
|
目視 |
|
住宅の基礎部分はモルタル刷毛引きで、現在無塗装です。この部分を塗装すると、塗膜に膨れや剥離が生じます。車庫も同様の理由で、塗装には不向きです。 |
劣化レベル |
0. 異常なし 1. やや劣化あり 2. やや劣化が進行 3. 劣化が進行 4. かなり劣化が進行 5. 劣化が激しい |