主な劣化箇所 |
症状 |
写真 |
調査方法 |
劣化レベル |
状態 |
壁全面 |
チョーキング |
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指触 |
4 |
チョーキングとは、塗膜の樹脂分や顔料成分が紫外線や熱・雨水等の影響で劣化して、粒子が白く手に付く現象を言います。現状として、二ノ方様邸の外壁塗膜は保護機能が低下して、防水力がなくなっています。 |
屋根 |
良好 |
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目視 |
0 |
瓦の状態は良好です。以前部分的に交換された模様です。強風時には、シリコンコーキングによる瓦止めも有効です。 |
外塀 |
塗膜劣化 |
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目視 |
4 |
直接雨や紫外線の影響を受ける為、塗装幕が8割程度、剥がれ落ちています。塗装する場合には、リシンなどの蒸気を外部に逃がす塗装が良いでしょう。 |
全面 |
ひび割れ |
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目視 |
4 |
モルタル壁の全面にヒビ割れ(クラック)の発生が見られます。外壁塗装には、弾性の下塗り材をお勧めします。但し、現在の外壁塗装面のパターンが変わります。 |
雨戸 |
塗膜劣化 |
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目視 |
4 |
既にツヤが無くなり、色も薄くなっています。塗装すると、見違える様に綺麗になります。 |
破風 |
腐食 |
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目視 |
5 |
南西角の破風に腐食が有ります。部分的に交換するか、パテ処理後に、ウレタン塗装を行います。 |
ひさし |
塗膜劣化 |
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目視 |
4 |
木部の塗装膜劣化が著しい状態です。ケレン後に、ウレタン塗装を重ねて行います。 |
壁全面 |
変色 |
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目視 |
4 |
塗膜中の顔料が紫外線などの影響で色相が変化すること。 |
南面 |
塗膜劣化 |
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目視 |
4 |
ベランダ外側のモルタルが雨水を吸収している模様です。塗装膜の脆弱が原因です。早めのお手入れが肝要です。 |
雨樋 |
劣化 |
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目視 |
4 |
雨樋の寿命(交換時期)は、20年~25年程度です。紫外線・熱の影響で脆弱になっています。足場を組んだ後に、全面の点検をお勧めします。 |
ベランダ床 |
無塗装 |
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目視 |
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ベランダの床は、塗装しない様にしましょう。塗装すると、剥離を起こしやすい素材です。 |
インターホン |
別見積り |
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業者による見積書を別に提出いたします。 |
注意点 |
シロアリ |
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新築当時に防蟻工事を行われて以来、予防措置を取られていない模様。シロアリの点検だけでお勧めします。 |
劣化レベル |
0. 異常なし 1. やや劣化あり 2. やや劣化が進行 3. 劣化が進行 4. かなり劣化が進行 5. 劣化が激しい |