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塗装日記786 小郡市〇様邸屋根の点検

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 今日は点検と見積りを3件行う。築35年の住宅の瓦の点検をご依頼頂いた。屋根は陶器瓦。当然、無塗装、南・東・西面の瓦には、コーキングによる瓦止めがされている。コーキングの劣化具合から、20年程経過しているのではないか?
瓦の点検のポイントは、1番に瓦の縦と横の並びにズレはないか?2番目は面戸や鬼瓦がしっかりと固定されているか?3番目は瓦の割れや欠け、それに伴い、補修用の予備の瓦は在庫されているか?瓦を剥いで下地の状態を確認出来る場合は、下地(桟木や防水紙の劣化)も確認する事が重要。  点検を行った結果は、瓦の縦と横の並びに異常は見られないものの、面戸(メンド)は既に剥がれた箇所があり、剥がれていない場所でも浮いているので、面戸の改修が必要と判断する。 1番肝心なのが下地の状態。築35年で下地は未改修なので、防水紙が脆弱になっている。(写真参考)本来ならば、コーキングの瓦止めを撤去して、瓦を剥いだ後に桟木とルーフィングを交換する工事が必要と思われる。その際、瓦を新設する事も可能だが、費用対効果の見地からみると、現状の瓦を再度ふせ直す方法の方が費用が掛からない。(私の家ならばこちらを選ぶ)

 その他、外壁も15〜20年位前に塗り替え工事を行った模様だが、既に塗料の耐久性能は超えている。特に板金の塗装が著しく傷んでいる。このまま10年位放置すれば、数か所は板金部分に穴が開くと予想される。 福岡県の塗り替え工事はレイワ技研まで

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