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塗装日記569 父の自慢話

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 私の父が昭和40年(1965年)にこの仕事を始めて、今年の春で52年目を迎えます。この写真は、創業当時の写真です。(シェーのポーズをしているのが小学2年生の私)当時は二人乗りの軽トラック1台から始めました。で、父の自慢?の話しですが、当時は国道3号線も未舗装が殆んどで、夜は8時を過ぎると、繁華街以外は道路も暗く、ガソリンスタンドも閉まっていました。仕事が遅くなり、車で帰る途中にガス欠になってしまったそうです。考えあぐねた挙句、トラックの荷台にシンナーが2種類(ラッカーシンナーと塗料シンナー)を載せていたことを思い出し、塗料シンナーを車の給油口に入れてみたそうです。恐る恐るカギを回してみると、始動一発 昔の軽自動車は、混合油でしたから、絶対にマネしないで下さい。ラッカーシンナーを入れていたならば、爆発?若しくは火災になっていたかもしれません。 50年前と今では、仕事のやり方も使用する塗料も全然違います。変わらないものは、手間を惜しまず、安全に仕事を収める職人としての姿勢だと思います。父が生きていれば今年で89歳。父が69歳まで一緒に現場で仕事をしていました。現場を離れてからも父に仕事の悩みを話せた頃のことを思い出します。

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