施工前後比較写真
施工前
施工後
点検・調査結果報告
Ⅰ、屋根部分(汚染の状況・塗膜劣化について)
建物の直上部を守ってくれるのが屋根瓦です。Y様邸は築40年以上経過しており、セメント瓦の塗膜も劣化が全面に現れていますが、瓦の下地(防水紙)が劣化して、雨漏りの原因になっていました。今回は、瓦・桟木・防水紙を全て撤去して、新たに屋根の全面改修をお勧めします。
施工写真ギャラリー
【施工前点検時】
【施工前点検時】
【施工前点検時】
(1)工事前・点検時
Y様邸の屋根瓦は、セメント瓦で表面の塗装に経年劣化を生じていました。以前から、雨漏りが発生していた模様です。部分的に瓦を元の位置に戻してみました。但し、瓦の下地ルーフィング(防水紙)から、雨が室内に漏れて、部屋の天井にシミが発生していました。
【南側軒裏に穴】
【南側軒裏に穴】
【周辺の瓦】
(2)軒裏に穴
台風の際にものが当たって、穴が開いたとの事でした。穴が開く原因としては、他にも雨漏りによって出来る事も考えられます。由って、その点についても、再度点検しました。瓦が一枚割れていました。
【軒裏の不具合箇所】
【軒裏一部解体】
【撤去物 鳥の巣】
(3)サービス工事
南側の軒裏天井を一部撤去しました。その際に、台風の被害らしき形跡も確認しましたが、以前、鳥が巣を作った跡があるだけでした。
【割れた瓦】
【割れた瓦交換】
【軒裏張替え完了】
(4)サービス工事
割れた瓦を交換して、軒裏のケイカル板を張り変えました。
【工事前写真】
【工事前写真】
【工事前写真】
(5)屋根工事前 現状写真
築40数年経過したセメント瓦なので、全体的に瓦がズレており、家の中に雨漏りが発生していました。
【2階窓付近養生】
【ベランダ養生】
【北側】
(6)セメント瓦、桟木、防水紙の撤去作業
セメント瓦を全て剥がして、桟木、防水紙(ルーフィング)も剥がしました。下地のバ板だけの状態です。
【ゴムアスルーフィング張り】
【ゴムアスルーフィング張り完了】
【桟木設置】
(7)下地造り
ゴムアスルーフィングを全面に張り付けて、その上に瓦を固定する為の桟木(さんぎ)を固定しました。
【陶器瓦設置工事】
【棟木を設置】
【強化棟設置工事】
(8)瓦の設置と強化棟設置工事
三州瓦を新設した下地の上に載せて、台風時でも飛びにくい強化棟を設置しました。
【完了写真】
【完了写真】
【完了写真】
(9)瓦新設完了
工事が終わり、瓦は全て新設されました。