施工写真ギャラリー
【1階屋根 隅木の改修】
【1階屋根 隅木の改修】
【1階本棟改修】
(1)屋根隅木改修及び1階屋根の本棟(部分)改修工事前
隅木(スミギ)の瓦は正常な状態ではありませんでした。部分的に一旦解体して、再度正常な状態に戻します。 1階西側の本棟瓦にずれが生じています。これも一旦解体して、元の状態に戻します。 雨漏りの原因になりかねない状態です。気がつかないうちに雨漏りが発生する危険性が大でした。
【壁のし改修】
【南西角 壁のし付近】
【南東角 壁のし付近】
(2)1階北側 壁のし瓦のズレ改修工事前
壁との境目付近の瓦がズレています。一旦正常な状態に戻します。このまま放置した場合、2階の壁から流れ落ちた雨水が、1階の天井や壁に雨漏りが発生していました。
【横樋角付近】
【横樋】
【縦樋】
(3)雨樋と金具の不具合箇所工事前
玄関付近などは一部過去に雨樋と固定金具が交換されていますが、他は新築当時のままになっており、脱落の危険性があります。一旦すべて外して、新しいものに交換する必要がありました。
【南側2階ベランダ周辺】
【雨切り板金】
【雨戸折板部分】
(4)各部の点検・調査
既に各部の旧塗膜は耐久性能を大幅に過ぎている状態です。素材の木や鉄が傷んでいます。外壁の金属カバーも表面の塗膜が傷みチョーキング現象を起こしていますが、今回は破風板・庇の木部や鉄板などを限定的に塗装するプランです。(外壁や軒裏などは無塗装)
【室内雨漏り箇所】
【雨ジミ発生】
【屋外庇付近】
(5)室内の雨漏り発生調査
雨が降った当日や後からでも、雨漏りが発生していました。写真は1階北西の和室に発生した雨漏り箇所ですが、他にも1階南側お縁付近にも、継続的に雨漏りが発生した跡が確認できました。 その他、気がつかない雨漏り箇所の可能性も考えられました。
【正面足場】
【2階北側】
【2階南側ベランダ付近】
(6)(工事開始)足場仮設
事前に近隣の方への挨拶を行い、足場組みを行いました。
【瓦の不具合箇所】
【瓦の割れ】
【マーキング】
(7)足場仮設後の再点検
足場を組んだ後で2階の屋根も含めて、再度瓦の割れや屋根の不具合箇所、その他塗装の劣化個所などを再点検しました。各工事業者に分かる様に、不具合箇所にマーキングをして、再度打合せを行いました。
【2階ベランダ解体前】
【解体後】
【1階ベランダ波板解体】
(8)解体・撤去工事
南側2階のアルミ製ベランダは、台風や強風時に吹上げて、住宅に相当ダメージを与えていたようです。雨漏りの原因の一つと考えます。 事前にエアコンを撤去・室外機を移設した後で、ベランダを全て撤去しました。 ベランダ屋根の波板が落剝した状態だったので、全て撤去しました。
【2階ベランダドア付近】
【木部腐食】
【腐食 断面欠損】
(9)ベランダ解体後の不具合箇所
ベランダ及び、波板解体後に、雨漏りにつながる不具合箇所が見つかりました。 ドアの下部や木部の腐食箇所については、将来的に雨漏り発生の原因になりうると判断して、適宜補修を行う打合せを行いました。 その旨をお施主様に伝えました。
【ドア下コーキング】
【軒先の補修・補強】
【コーナー部分補修】
(10)腐食・雨漏り箇所の補修
不具合箇所については、追加の費用をなるべく抑える為に、腐食部分を交換するのではなく、補修・補強を行う事をご了解いただき、適宜手直しを行いました。
【破風板腐食】
【旧塗膜ケレン作業】
【下塗り・補強】
(11)破風板腐食部分補強
破風板の一部は既に腐食が進み、破風板の交換か、補修が必要な状態でした。今回は、費用を抑える為に、部分的に切除した後で、木材を継ぎ足して、再塗装する事にしました。
【ケレン作業】
【ケレン作業】
【ケレン作業】
(12)木部・鉄部のケレン作業
塗装が必要な木部や鉄部については、専用の道具をしようして、旧塗膜のケレン作業を行いました。
【玄関周り】
【ベランダ垂木】
【木製格子】
(13)木部の下塗り
弱溶剤系のシリコン塗料で、木部の下塗りを行いました。
【玄関ドア上塗り】
【垂木上塗り】
【格子上塗り】
(14)木部の上塗り
完全に乾燥した事を確認して、同じ要領で上塗りを行いました。
【庇板金】
【雨切り板金】
【換気扇フード】
(15)鉄部の下塗り
木部と同じ弱溶剤系シリコン塗料で、下塗りを行いました。
【庇板金上塗り】
【雨切り板金上塗り】
【フード上塗り】
(16)鉄部の上塗り
シリコン系の上塗り塗料を終了しました。
【雨戸下塗り】
【雨戸上塗り】
【雨戸上塗り終了】
(17)雨戸折板部分塗装
鉄板部分に関しては、雨戸の折板部分も経年劣化が進行して、表面の劣化が顕著だったので、他の部分同様にシリコン塗装を行いました。
【下塗り】
【中塗り】
【上塗り】
(18)破風板塗装
木製の破風板は塗膜の劣化が激しく、下地が露出している箇所もありました。なので、下塗り→中塗り→上塗りの順に塗装を行い、防水性と耐候性能をより高める措置を講じました。
【瓦解体】
【下地金具】
【強化棟の改修】
(19)*屋根(棟瓦の部分改修)
本来であれば、瓦は全体的に改修工事が望ましいと思いましたが、今回は必須部分を限定的に改修を行いました。 雨漏りの関係する場所や既に瓦が落剝寸前の場所を選んで、工事を進めました。
【壁のし部分を外した状態】
【壁のし部分を漆喰で塗り直す】
【壁のし部分改修】
(20)*壁のし部分の改修
外壁と雨切り板金の隙間 *隅木(スミギ)を一旦剥がして漆喰を埋め直した後で、再度瓦を再設置しました。雨漏り発生の原因箇所です。
【雨樋解体・廃棄】
【雨樋新設】
【雨樋新設】
(21)雨樋の掛け替え工事
既に新築当時のままの雨樋は、全交換が必要になっていました。勾配不良や割れ・欠損箇所もあった為に、全ての交換作業を行いました。
【解体・廃棄】
【解体後の屋根】
【産廃処理】
(22)太陽熱温水器の撤去(追加工事)
追加工事として、2階の屋根に設置してあった、太陽熱温水器を解体・撤去しました。 エコキュートなどへの接続がされていない事を確認して、作業を行いました。 解体した廃材や、その他の不要な物も一緒に処分しました。
【木製ベランダ波板】
【波板撤去後】
【車庫波板撤去】
(23)波板及び車庫屋根板の解体・撤去(サービス工事)
時間の経過と共に割れや剥がれが目立っていた波板は、今回の工事手解体・撤去しました。
【施工前】
【波板とり付け終了】
【車庫天井板撤去】
(24)波板取り付け(追加工事)
追加工事として、波板を取り付けました。
【軒裏ベニア雨漏りによる腐食】
【ベニア重ね張り】
【調色塗装】
(25)一部軒裏の補修工事(サービス工事)
部分的に瓦からの雨漏りが原因で、軒裏が腐食していました。通常であれば、大工工事を行いますが、経費を抑えるために、重ね張りをした後で、周りの色に合わせて、再塗装しました。サービス工事とさせていただきました。
【瓦の補修】
【外壁隙間コーキング】
【外壁隙間コーキング】
(26)コーキングによる補修(サービス工事)
現在使用している陶器瓦は、交換する為の予備瓦がありません。メーカーに問い合わせてみましたが、瓦は生産されていませんでした。由って、割れた瓦も大切にコーキングを行って再利用しました。 金属サイデングの外壁の隙間などにシリコンコーキングで補修を行いました。