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塗装日記781 点検・診断②

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 本日も以前施工したお宅を訪問して、(約14年前から12年前に施工した現場を)点検・診断を行った。全体的に外壁の塗膜に異常は見られない。南側、西側に一部ツヤの低下や、北側などにコケの発生は見られるものの、膨れや剥離などは発生していなかった。 屋根も全部ではないが、塗膜の光沢も良好。 この点、期待を大きく上回る結果となる。 木製の破風板に腐食が見られ、雨樋(横樋)に変形が発生している事を施主に報告する。 通常、塩ビ製の雨樋は、15年から20年経過した段階で交換が必要。築年数(30年)を考慮すれば、既に交換が必要と思われる。弊社として、以下の2点を提案する。雨樋の交換 破風板の(一部)ガルバニュウム鋼板によるカバーリング 出来れば、雨戸、戸袋、塀塗装  次に外壁塗装施工後12年の家の点検。訪問した目的を伝えるが、外出するとの事で、後日再訪を了承いただく。 こちらも塗装に異常は無いとの事。但し、木製玄関ドアの光沢が褪せており、この点をアドバイスした。
 玄関ドアの表側は、主に紫外線の照射が原因で劣化が進行する。雨にあたる部分も塗膜が剥離するケースをよく目にする。改善策は三つ。1、玄関ドアをアルミ製のものに交換する。2、外部用ニスで塗装。 3、ワックスを塗る
1、ドアの交換は、周りの壁を剥がすことになり、結果的に割高となる。劣化や腐食が激しい場合を除き、あまりお勧めしない。2、ドアのニス塗装に関して、3年程度しか美観を保てない。 3、ワックスの塗布をお勧めした。その際、車用のワックスでも構わないが、目立たない箇所を少しだけ試しに行う事が肝要。この点については、意外に塗装業者もあまり知らない。

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